火事は最初の消火が肝心です
火災は最初の消火が肝心です。
日ごろから消火器の設置場所を確認しておくとよいでしょう。
また、消火器の使い方についても知っておくと、いざという時に素早く使えます。
下記に手順を簡略化して記載しますので、ご覧ください。
- 消火器を障害物にぶつけない様に注意しながら、火災の起きている場所近くの消火に安全な場所まで運びます。
※あまり離れすぎていると、放射前に薬剤が尽きてしまいますので、概ね7~8m手前を目安とします。
- 持ち手上部、黄色の安全ピンを引き抜きます。
- ホースを外し、ホースの先端を持って火元に向けます。
※ホースの途中を持つと、放射の圧力などから狙いが定まらず、的確に放射出来ない恐れがあります。
- レバーを強く握って放射します。
※消火器が重い場合、消火器を置いたままレバーを握って放射する方法もあります。
- 火の根元を狙い、手前からほうきで掃く様に放射します。
※自分の身を守りつつ効果的に放射するために、風上から放射します。
室内で放射する場合は、出入り口を背にして逃げ道を確保します。
■放射時間は、消火器の種類や薬剤の量により異なりますが、粉末消火器で15秒程度、強化液消火器で30~70秒程度です。
放射時間や放射距離は本体に必ず表示してありますので、日ごろから確認しておきましょう。
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